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zoom RSS オオジシギ幼羽、「ゲッ」と鳴かない 160904千葉県(追記160907・改訂160910)

<<   作成日時 : 2016/09/06 23:05   >>

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Swinhoe's Snipe Latham's Snipe juvenile 160904A Japan.
160831Aと同一。4日前と同じ場所で発見。羽衣は褐色部の明るいタイプだが、頭側線はチュウジシギらしい褐色班の少ない暗色。換羽は通常みられるチュウジオオジに比べかなり遅い。嘴はかなり短め。
オオジは夜間、跗蹠が見えなくなるくらいの水の深さで採餌していることがあったが、チュウジは昼とあまり変わらぬ水のあまりない場所で採餌している。

追記160907: 160904Aはオオジシギではないかとご指摘があった(私信)。この個体は最初に発見した時からチュウジとするとかなり異質で、ハリオやオオジの可能性も頭をよぎったのだが、すぐ横にいたチュウジと同じくらいかやや小さく寸詰まりに見えたこと、嘴がかなり短く見えたこと、なにより鳴き声がオオジ的ではなく、クェクェクェーと鳴いて飛び去ったことからチュウジと判断した。
一方で、あらためて羽衣のパターン、特に雨覆や三列風切を眺めてみると、オオジとして問題ないと感じる。正体はいかに。
追々記160908: 行動面でこの個体とすぐ横にいた個体との差は特徴的であった。この個体はすぐフリーズして側方に素早く移動、さらに奥に向かって走り30mくらい一気に進んで二番穂の陰に隠れた。一方は何事もなかったかのように目前で採餌していた。この差はオオジとチュウジとすると納得がいく。

改訂160910: タイトルをチュウジシギからオオジシギに変更した。それに伴いチュウジシギ冬羽の画像を9月8日のエントリーに移動した。画像1を追加し、画像の順番を変えた。
羽衣のパターン、行動様式はオオジで問題ない。最小サイズのオオジシギの画像と比較して、本個体はオオジとするのが妥当と判断した。
本個体の鳴き声は間近ではっきりと聴いた。普通のオオジの「ゲッ」とは明らかに異なり、「クェクェクェー」あるいは、「キュッキュッキュー」とも聞きなせるようなピッチの比較的高い濁りのない声質であった。この個体がオオジであるとすると、ジシギの識別では、声はあくまで補助的であると認識すべきである。
職人は、缶詰の中身や壁面のタイルの接着状態を音で確かめる。音は形態を忠実に反映する。小型オオジの声はチュウジに接近するか要検討。また小型チュウジはハリオに似るか、大型チュウジはオオジに似るか。さらに、声を規定するのは種か、質量か体長か鳴管の太さか長さか、興味深い。

オオジ画像と示唆に富むコメントを送っていただいたOさんに心より感謝する。

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オオジシギ幼羽(動画)160831千葉県(改定160910)
Swinhoe's Snipe Latham's Snipe juvenile 160831A Japan. かなり個性的な個体。換羽が遅く、ほぼ幼羽。色味はチュウジにしては薄い。羽衣はハリオを思わせるが体形はチュウジ。尾を広げたのだが稲が邪魔。体形と大きさからオオジはない。 ...続きを見る
鴎舞時 / OhmyTime
2016/09/10 11:02

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オオジシギ幼羽、「ゲッ」と鳴かない 160904千葉県(追記160907・改訂160910) 鴎舞時 / OhmyTime/BIGLOBEウェブリブログ
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