アズマモグラ060614手賀沼

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 手賀沼周辺には至る所でモグラ塚を見かけますが、モグラに出くわすことはまずありません。

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  モグラは背も腹も黒のモノトーンです。視覚に頼らないため、色彩が進化しなかったと考えられます。一方鳥の色彩がカラフルなのは、鳥の視覚が発達しているためです。例えば、♂の色彩と♀の好みが一たび遺伝的にカップリングすると、♂の色彩は急速に進化します。この過程はランナウェイ(いずれ詳しく取り上げる予定です)と呼ばれます。

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 モグラの目です。ほとんど皮膚に覆われていて、まぶたがありません。

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 モグラの耳です。耳介も外耳もありません。ないことが適応的だったのでしょう。土が入れば何かと困りますから。ただし聴覚は鋭敏と考えられています。外耳がないのに聴覚が鋭いのはクジラと同じです。

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 モグラの前脚です。肘が回旋しているので手のひらが後方を向いています。6本目の指ともいえる肥大した橈側種子骨があるため、手のひらはとても大きく、掘ることに適応しています。けれど、地上を這うときに前脚はまったく役に立ちません。
 橈側種子骨が大きくなった「偽の親指」はレッサーパンダやジャイアントパンダが有名です。パンダの場合、土を掘るためではなく、えさのササをつかむのに使用されます。

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 モグラの肛門。繁殖期の♀は生殖孔が見えるといわれますが、普段は外部形態で雌雄の識別は困難です。

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