ハジロクロハラアジサシ060727印旛沼。
クロハラアジサシ060727印旛沼。
ハジロクロハラアジサシ第1回夏羽とクロハラアジサシ夏羽が1羽ずついました。相変わらず岸には近づきません。
手賀沼や印旛沼でクロハラアジサシ類を探すには、飛んでいるすべてのアジサシを1羽ずつ見ていくことが必要です。遠いので双眼鏡では無理です。望遠鏡で、それもできるだけ高倍率、60倍とか、で探します。まず黒っぽいのを探す。成鳥夏羽がいなければ第1回夏羽か冬羽を探すのですが、コアジサシより少し大きく、羽ばたきが力強いので遠くても慣れれば見つけられます。見つけたら、杭に止まるまでひたすら追いかける。もちろん望遠鏡で止まるまで追います。
ただし飛んでいるアジサシはコアジサシがほとんどなので、「あっ、コアジだ」で見過ごされがちです。図書館で探鳥会の報告書を見ても、確かにいるのに多くの場合クロハラアジサシ類は記録されていません。
誰が言い始めたのかは定かではありませんが、クロハラアジサシ類は最近ヌマアジサシと呼ばれることがあります。marsh ternsの訳語なのでしょうが、慣れない言葉であるのと、繁殖地ではない日本では、海で見られることが少なくないので、クロハラアジサシ類でいいかなと思っています。類がつくとちょっと野暮な感じがしますが。
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