見せ場を弁えた役者のように、優雅を一時アピールすると、すっと薄暗い林の奥へ消えてしまいました。
成鳥♂冬羽。この前は梢から降りてこなかったルリビタキもこの日は頻繁に地面で餌を漁っていました。
数百mのコースで青い個体2羽、褐色の個体5羽を見かけました。褐色の個体も囀っています。
盛んに鳴き交わしていた褐色の2羽が、勢いよく林から飛び出すと、宙で掴み合い錐揉みで地に落ちました。はじけるように別の方向に飛び散ると、また囀ります。
この前、2羽のシジュウカラの同じような激しい行動を観察しました。ルリビタキでは初めてです。♀タイプの♂は、血気盛んです。
ルリビタキは♀も囀ると思う人もいるかもしれませんが、これらは♂の第1回もしくは第2回冬羽と思われます。
ルリビタキ第1回もしくは第2回冬羽。日当たりの良い斜面で腰を据えて見ていると、次から次へと現れます。上の4つの画像のどれかは同一かもしれません。
この記事へのコメント