山翡翠を初めて撮ったのが78年。翌年、嶋田 忠『カワセミ―清流に翔ぶ』 にインスパイアーされます。何とかまともな写真がものになるまで、さらに2年を要しました。
限られた機材で対象にアプローチするのはまさに冒険でした。
ヤマセミ820713東京。
ヤマセミ交尾820315東京。
交尾の前、♂がホバリングしながら♀の腹部を嘴でつついていました。どれだけ一般的な行動なのか、どんな機能があるのか、は不明ですが、とても興味深いシーンでした。
ところが。肝心な時にストロボが光らず。ああ無念、ほんと涙でそうでした。
ヤマセミ810819東京。
フィルムはなまいきにKR(コダクローム64)を使っていました。1枚たりとも無駄に出来ない状況でのシャッターの重みは今では決して味わえない感覚だと思います。
この記事へのコメント
matsumaru
さすがKRとは渋いですね!! 私はER(エクタクローム64)で派手めに昆虫を撮ってました(笑)
seichoudoku