ウシガエル縄張り行動070617手賀沼

ウシガエルの♂同士の縄張りの境界の衝突は、さながら水入りの入らないガップリ四つの大相撲のように延々と終わりを知りません。
今あちこちの池や沼で目撃します。始めは面白がって眺めているのですが、結局飽きて結末を見届けたためしがありません。

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ウシガエル縄張り行動070617手賀沼。
水面で組み合ったまま動くことも無く浮かんでいたかと思えば、絞るようなうめき声を上げ両者起き上がりせめぎ合い、再び横倒しになり静かになります。

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ウシガエル♂070510印旛沼。
♀の鼓膜は眼と同じくらいですが、♂は眼より遥かに大きいので、この個体は♂とわかります。
この姿で、アカガエル科であるばかりかアカガエル(Rana)属、れっきとしたアカガエルで、染色体数もニンアカガエルと同じく2n=26です。ちょうどLarus属のオオセグロカモメとユリカモメのようなものでしょうか。

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ウシガエル♂070430印旛沼。
この日は10mもない水たまりに大きな♂が10匹以上いました。
水さえあればどこにでもいるといった状況で、サンコウチョウの声が聴けるような森の小さな池でも見られます。第二次世界大戦中に養殖場から逃げ出したものが野生化したといわれいますが、この蔓延り方はちょっと異常に感じます。
ウシガエルは他のカエルを食べることが確認されています。生態系への影響はブラックバスに匹敵するかもしれません。
各国でウシガエルによる生態系の撹乱が問題視されています。しかし残念ながら日本では、生態系への影響は科学的な調査ほとんどなされていません(松井正文『カエル-水辺の隣人』中公新書)。

次のエントリーもどうぞ。
http://seichoudoku.at.webry.info/200608/article_63.html



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ウシガエルの卵塊070708手賀沼
Excerpt: 親の体が大きい割りに卵はとても小さい。けれども、数が桁外れに多く、そのうえ重なることなく無闇に水面に広がっているところがやはり島国日本の自然には馴染まない感じがします。
Weblog: 鴎舞時 / オー・マイ・タイム
Tracked: 2007-07-12 20:43