二つの型の幼羽を撮ることができたので紹介します。
ツツドリ幼羽~第1回冬羽普通型070924柏。
上面はほぼ灰色で、赤褐色斑はありません。羽縁に細い白があります。後頭部に白色パッチがない、腹(と下尾筒)の横斑が明瞭であること等からカッコウではないことがわかります。
後頸、背、腰などに灰色の羽毛が見えます。また、幼羽でみられる喉の斑がほとんどありません。第1回冬羽への換羽が進んでいるようです。
それから、下面の白色部がバフ色味を帯びています。飛び出た初列風切はP10でしょうか。斑がよく見えます。
『日本の野鳥550』に倣い、普通型としましたが、灰色型の方がいいと思います。
ツツドリ幼羽赤色型(?)070923柏。
目先、後頸、雨覆、三列風切等に赤褐色斑が見えます(ただしちょっと赤っぽさが少ないような気もします)。頭部が白っぽく、喉に横斑があります。下面にはバフ味はなく白です。下尾筒にはっきりした横斑が見えます。
「jotakaの勉強部屋」にツツドリとカッコウの幼羽の比較があります。
http://homepage3.nifty.com/jotaka-5B78159/jbba/kamt/321cuck/cuck.htm
この記事へのコメント