最初の一枚760529東京

このへたくそなスズメの写真は記念すべき最初の野鳥写真です。
カメラはニコマート。望遠レンズはありません。望遠鏡の直焦点です。この方法には致命的な欠点が二つありました。とにかく重い。家から出すだけでもうくたびれてしまう。その上、逆さまに見える。動きを追うのは不可能に思えました。
ということでこの方法で鳥を撮るのはすぐ挫折します。時は過ぎ、まさか望遠鏡(ボーグ)で鳥を撮るのが普通の時代が来るとは。感慨深いのもがあります。
このブログも1年半やっていてほとんど機材のエントリーがありません。まあ、それだけ機材に無頓着ということです。
雑誌『天文ガイド』に「星より機材」なるコーナーがあるのですが、鳥屋の世界にも「鳥より機材」派の人たちが確かにいます。機材に注がれる情熱は並大抵のものではありません。倒錯の美学を感じます。鳥よりまず機材、は十分倒錯(本末転倒?)ですが、鳥見とはたぶん本来倒錯です。鳥は狩るものであり捕らえて食うためのものであり、飼い卵を産ませるものだったはずです。それを見るだけ、撮るだけで満足するのですから十分以上に倒錯ですね。
時たま、まったく鳥というか自然に関心のない父に、ほんとに見るだけで楽しいのか?と問われました。この楽しさは、世間一般の人間からはなかなか理解されないようです。

画像
スズメ760529東京。

追記071113:改めてみると、最初のショットのわりに縦構図なんですよね、生意気に。ちょっと志を感じました。今は惰性でやってる感があります。

追記200418:直焦点の弱点として逆さまに見えると書いてあるがこれは誤りである。天体望遠鏡の対物レンズがフィルムに結像する実像は左右逆の倒立像であるが、カメラのペンタプリズムが正立像にする。ファインダーにはそれが見える。一眼に望遠レンズと同様である。なので、このスズメの写真は直焦点ではなく、アイピースを使った引伸ばし撮影法だと思う。撮影時逆さまに見えていたことははっきり覚えているので。


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