雑種カモとカルガモの交尾行動080106千葉県

雑種ガモの♂とカルガモの♀の交尾行動を観察しました。
画像は、連続写真の合成です。上から時系列で並べました。頭部などのパターンから、雑種と思われるカモの片親がカルガモであることは間違いありません。胸の褐色はマガモ的ではありますが、ちょっと赤っぽい。大柄な体形から想像するとマガモというよりアヒルかもしれません。

画像
雑種カモとカルガモの交尾行動080106千葉県。
カルガモとマガモの雑種が、またカルガモと交配することは、遺伝学的には戻し交配(バッククロス)といいます。バッククロスが繰り返されると、マガモの遺伝子は半々で減っていきます。そうすると一部にマガモの遺伝子を持つカルガモができます。
このように異種の遺伝子を取り込むことをイントログレッション(遺伝子移入、遺伝子浸透)といいます。イントログレッションは特に大形カモメ類で頻繁に起こっていると考えられています。

沼では俗にマルガモと呼ばれる、マガモとカルガモとの雑種と思われるカモの雑種を見かけます。こうした個体の片親がカルガモであるのは間違いないとして、もう片方がマガモなのかと問われてもそう簡単には答えは出せません。可能性から考えれば、野生化したアヒルや、アイガモ(アヒルxマガモ)とするのが妥当かもしれません。

次の関連エントリーもご覧ください。
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http://seichoudoku.at.webry.info/200604/article_3.html

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Excerpt: Mallard ♀ & Spot-billed Duck♂080608Japan. マガモ♀とカルガモ♂080608千葉県。アシに隠れるように寄り添っていた。抱卵しているのかと思ったが卵は見当たらな..
Weblog: 鴎舞時 / OhmyTime
Tracked: 2008-06-08 13:46