ミツユビカモメの亜種と換羽080402茨城県

ミツユビカモメには、北アメリカ東部、ヨーロッパ、ロシアに分布する基亜種Rissa tridactyla tridactylaと北太平洋からベーリング海に分布するR.t.pollicarisの2亜種が認められています。
日本で見られるのはポリカリスです。
東シベリア海の個体群は中間型といわれています。基亜種、あるいは中間型は日本で観察される可能性は少なからずあると思います。
基亜種に対するポリカリスの特徴を確認します。
1)背が濃い(グレー・スケールで基亜種6-7に対して、6.5-8)。
2)冬羽の目の後ろの黒斑が大きい。
3)初列風切の黒が広く、P5まで黒斑がある(基亜種はP4までが多い)。
4)やや大きい。嘴は1割くらい長い。
5)換羽が明らかに遅い(初列の換羽は基亜種では11月には終わるのに対して、年が明けても完了してない)。

画像
Black-legged Kittiwake Rissa tridactyla pollicaris 080402 Japan.
ミツユビカモメ亜種ポリカリス成鳥冬羽080402茨城県。落鳥。
P9が伸長中、P10は旧羽で先が折れている状態。死亡時期は不明だがさほど傷んでいないので3月下旬以降と思われる。ホイグリンカモメなみに換羽が遅いのがわかる。P5に黒斑が見られる。ポリカリスの7割にP5まで黒がある。
詳細はOlsen"Gulls"をご覧ください。

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ミツユビカモメ 初列風切の黒と換羽100208千葉県
Excerpt: Black-legged Kittiwake Rissa tridactyla pollicaris 100208 Japan. ミツユビカモメ亜種ポリカリス成鳥冬羽100208千葉県。日本で見られ..
Weblog: 鴎舞時 / OhmyTime
Tracked: 2010-02-09 22:46