ミフウズラはカモメにきわめて近い

ミフウズラの分類はこれまで迷走してきた。形態によるボック(1980)の分類では、ツル目。シブリー&アールクィスト(1990)のDNAハイブリダイゼーションによればミフウズラ類(ミフウズラ目)として独立し、チドリ類を含むコウノトリ類(コウノトリ目)やツル類(ツル目)との近縁は示されなかった。リブジー&ズシ(2007)の形態による分類では、ツル目、クイナ目、チドリ目とともにミフウズラ目はチドリ上目に分類された。
そして、なんども言及してきたキンブルら(2008)の核DNA塩基配列の分子系統学的研究によれば、ミフウズラはチドリ類(チドリ目)内に含まれ、カモメ類、カニチドリ類と単系統をなすという驚くべき結果となった。ミフウズラとカモメとの関係は、キョウジョシギとシロチドリとの関係よりはるかに近縁なのだ。分子系統学は古典的なリンネの分類体系にはなじまないので、目、科ではなく類を使った。

画像
ミフウズラ090101我孫子市鳥の博物館。

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