幼鳥の渡りは成鳥より遅れはするがそれでもこの辺で見られるのは10月までで、11月下旬は異例だ。海辺にダイゼンと2羽がポツンと寄り添っていた。
頭部や胸、背は第1回冬羽に換羽しているようだが、翼は幼羽のまま。幼羽羽縁特有のバフ色のノッチがなくなるくらい磨耗している。
オオソリハシシギの亜種は3つ認められているが、日本で見られる亜種は、北東シベリアからアラスカに分布するこの腰に斑のあるL.l.baueri と北シベリアに分布する腰の白い L.l.menzbieri である(Brazil 2009、del Hoyo 1997)。novaezealandiae は.baueri のシノニム(Brazil 2009)。基亜種はラップランドからタイミル半島に分布する。
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