裸出部は朱色。目先に裸出部は少なく額は羽毛で覆われる。上嘴は灰色で白い羽毛が付いている。虹彩は深緑。下嘴は基部に赤味があり斑状に白がある。頭頂と耳羽には緑の光沢が、後頭から頸には紫の光沢がある。頸の下部には白い糸状羽(毛状羽)が見られる。これは晩春から初夏のみ見られる。日本の主要な図鑑はことごとく糸状羽について言及していない。体部は緑の光沢があるが、雨覆は褐色なので、第2回と思われる。翼を垂らしていたので腰の横の白パッチは見えなかった。
千葉県では冬鳥なのでこうした個体を見る機会は貴重。
Pelagic Cormorant first summer 120617 Japan.
上の個体のそばにいた。全身暗褐色。嘴は黒。目の周囲に赤味なし。初列風切は、P5-P10は褐色の幼羽、P1-P2は新羽で緑の光沢が僅かに見える。
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