不明大形カモメ第1回冬羽131230千葉県

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Mystery Gull first winter 131230 Japan.
初列風切の羽縁の白が目に付いた。このようなパターンはオオセグロカモメで見られるが、この個体はオオセグロカモメではない。まず嘴に注目。嘴の基部側半分以上がピンクになっている。この時期のオオセグロはツートーンにはならない。嘴の形もオオセグロとは異なる。オオセグロの場合、基部はやや細く先が太くなるが、この個体は、基部と先に差があまりなくストレートである。次に足に注目。灰色がかった薄いピンクである。オオセグロの足はより濃く、跗蹠前面が汚れたように見えることがある。
初列の淡色羽縁は雑種シロカモメxセグロカモメでも見られる。しかしこの個体はシロxセグロでもない。肩羽の錨斑が濃く明瞭である。肩羽のパターンがこんなにはっきりしたシロxセグロはこれまで見たことがない。画像2では、背の色の濃さが両端のウミネコに対してかなり淡色に見えるが、これは周辺減光の影響である。現場ではかなり濃く見えた。
肩羽のパターンや白っぽい足はモンゴルセグロカモメを思わせる。しかし、肩羽のパターンがこれだけ明瞭なのに初列の羽縁がこれほど退色することはない。第1回で嘴基部がこれほどピンクになることもない。したがってモンゴルでもないだろう。
一番近いのが、これまで何度か見たことのあるモンゴル様不明カモメであるが、それらとも異なる。嘴のパターン。モンゴル様不明カモメの第1回は基部がピンクにならない。
このカモメが雑種だとしたら両親は何か。まず、生まれた年に嘴基部がピンクであることや初列羽縁が白いことより、一方はシロカモメが浮かぶ。他方は、肩羽が黒っぽいことから、セグロより背の濃いカモメが予想される。とすれば、ホイグリンか。もしそうであるなら、今後の成長が極めて興味深いものとなる。ぜひ来季も還ってきてもらいたい。

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