強風が吹いたわけではないが田んぼにヒバリシギなどと1羽いた。背と肩羽は
Aさんお世話になりました。Nさんたちお邪魔しました。
追記140902: 成鳥ではないかとコメントをいただいた。
フィールドでは耳羽がパッチ状に黒く目立つ一方頸の赤が見えなかったので幼羽と感じた。顔がこれだけ黒ければ成鳥なら頸に少しは赤く見えるだろう、と。しかし、画像を見ると眉斑に赤味が残っている。
成鳥の換羽が7月から始まるのに対して、幼鳥の換羽は遅く9月からである。本個体は8月下旬ですでに背から肩羽にかけてかなり換羽が進んでいる。幼鳥だとすれば進みすぎているかもしれない。雨覆と三列風切が幼鳥であればたとえ磨耗していたとしても比較的明瞭な淡色羽縁が残るはずである。しかしこの個体に淡色羽縁は見えない。以上からこの個体は成鳥(または第1回夏羽)とするのが妥当である。よってタイトル等を訂正した。Oさんに感謝する。
追記140903:
Red-necked Phalarope molting adult 140831 Japan.
わかりやすい画像があった。後方の肩羽に外弁のオレンジ色が見える。明らかな夏羽。初列風切が磨耗して褐色になっているのもわかる。この時期の幼羽はもっと黒っぽい。
この記事へのコメント