個体A。典型的な個体。頭部から腹の白が目につく。後頸に細かい褐色斑が少しある。背の灰色はセグロカモメより若干薄い。尾の暗色帯は狭い。初列風切P10に小さいミラーがあるのに注目、セグロでは普通第3回で出る。足のピンクはセグロカモメより薄い。
座り嘴を背に嘴を突っ込んだ状態で見つけた。何かに驚いて立ち上がった瞬間、来たーーって感じだった。
Possible Mongolian Gull second winter 141123B Japan.
個体B。個体Aに比べて後頸の斑がやや多いがjizzはモンゴル。
Possible Mongolian Gull nonbreeding 141123C Japan.
初列風切は最長新羽がP8で、P9-10は伸長中。モンゴルだとするとやや換羽が遅れているか。嘴は黄色が薄く、上下に黒斑がある。後頸の斑はわずか。背の灰色、足の色はセグロと同様。
Mongolian/Vega/Vega/Taimyr Gull 2nd winter 141123 Japan.
モンゴル個体A、セグロ2個体、タイミルの第2回を並べてみた。セグロのボてっとした体形、腹の斑と尾の暗色帯の広さ、タイミルの背の濃さと外側初列の幼羽に注目。
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