鳥類目録第7版によればメジロは、メジロ、シチトウメジロ、イオウトウメジロ、ダイトウメジロ、シマメジロ、そしてリュウキュウメジロの6亜種が認められている。北海道ではメジロは夏鳥であるが、亜種は基亜種メジロとされる。Kuroda(1951)は北海道のメジロを亜種エゾメジロZosterops japonicus yesoensis と記載した。山階鳥研見にレクチャー6(茂田氏)によれば、最外側初列風切P9が北海道産では長く、最長のP8との差P8-P9の値が、本州の基亜種で3.6mmであるのに対して、北海道産では2mm程度である。講師の茂田氏は、識別可能であることから北海道産は亜種として認めるべきである、とレクチャーを締め括った。
見にレクチャー6での茂田氏の画像。
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