両側のオオセグロカモメよりかなり小さい(画像4、5)。背の灰色は一般的なカナダカモメより若干薄いように感じた。嘴は細く、足が短い。初列風切の突出が大きく、暗色部がアイスランドカモメにしては濃いが、カナダカモメにしてはかなり薄い。P5は無斑。カナダの25%がP5無斑(Olsen 2003)である一方、アイスランドの5%がP5にスポット状の斑が見られる(Howell&Dunn 2007)。なので、P5の斑の有無で識別はできない。フィールドで発見したときは初列に陽が当たっていなかったためかなり暗色に見えたのでカナダでいいと感じたが、動画で陽の当たった初列を見るとかなり薄く見える。Howell&Dunn(2007)のステージ表(p252)にあるpアイスランドxカナダに相当すると思われる。したがってこの個体はカナダとすよりむしろアイスランドxカナダとするほうが妥当と判断した。
アイスランドカモメ x カナダカモメ第3回冬羽141206千葉県
Possible Kumlien's x Thayer's Gull third winter with Slaty-backed Gulls/Vega Gull 141206 Japan.
両側のオオセグロカモメよりかなり小さい(画像4、5)。背の灰色は一般的なカナダカモメより若干薄いように感じた。嘴は細く、足が短い。初列風切の突出が大きく、暗色部がアイスランドカモメにしては濃いが、カナダカモメにしてはかなり薄い。P5は無斑。カナダの25%がP5無斑(Olsen 2003)である一方、アイスランドの5%がP5にスポット状の斑が見られる(Howell&Dunn 2007)。なので、P5の斑の有無で識別はできない。フィールドで発見したときは初列に陽が当たっていなかったためかなり暗色に見えたのでカナダでいいと感じたが、動画で陽の当たった初列を見るとかなり薄く見える。Howell&Dunn(2007)のステージ表(p252)にあるpアイスランドxカナダに相当すると思われる。したがってこの個体はカナダとすよりむしろアイスランドxカナダとするほうが妥当と判断した。
両側のオオセグロカモメよりかなり小さい(画像4、5)。背の灰色は一般的なカナダカモメより若干薄いように感じた。嘴は細く、足が短い。初列風切の突出が大きく、暗色部がアイスランドカモメにしては濃いが、カナダカモメにしてはかなり薄い。P5は無斑。カナダの25%がP5無斑(Olsen 2003)である一方、アイスランドの5%がP5にスポット状の斑が見られる(Howell&Dunn 2007)。なので、P5の斑の有無で識別はできない。フィールドで発見したときは初列に陽が当たっていなかったためかなり暗色に見えたのでカナダでいいと感じたが、動画で陽の当たった初列を見るとかなり薄く見える。Howell&Dunn(2007)のステージ表(p252)にあるpアイスランドxカナダに相当すると思われる。したがってこの個体はカナダとすよりむしろアイスランドxカナダとするほうが妥当と判断した。
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