個体A: 白い頭が目に付く。後頸から頸側少し縦斑がある。背の灰色の濃さは背黒と同程度。足は薄いピンク。体形は横長。嘴は薄い黄色で上下に黒斑あり。大雨覆に僅かに褐色が残っているので第3回と思われる。初列風切に夏羽(旧羽)は残っておらず、P10が伸長中。嘴基部に怪我。
Vega/Taimyr Gulls 161029 Japan.
同日のセグロカモメとタイミルセグロカモメの初列の換羽。いずれも旧羽が残っている。タイミルの多くは、P6-P10が旧羽で、P1-P4が新羽、P5が伸長中であった。一方、セグロの換羽は多様で、P4までが新羽の個体もいればP8まで新羽が伸びている個体もいた。この日のセグロカモメ類のうちタイミルは2割程度、モンゴルは1%以下であった。
Vega Gull 161029 Japan.
セグロの最も換羽が進んだ個体では、旧羽はなくP9、P10が伸長中であった。