頭部から後頸にかけてほとんど斑がない。上面の灰色の濃さはセグロカモメと同程度。上嘴に暗色斑があり、足は薄いピンク。モンゴルセグロカモメかと思ったが、初列風切の換羽が遅い。P8が伸長中で、P9とP10は旧羽。P4に黒斑がある。
Taimyr/Birula's Gull nonbreeding 171216B Japan.
白頭が目立つ別個体。やはり初列の換羽が遅い。
このような個体は少ないながらも毎年見られ、jizzや各部の特徴は安定していて再現性がある。こうした形質を持つカモメが特定の系統に対応している可能性はあるだろう。その候補がビルラセグロカモメである。あくまでも希望的観測ではあるのだが。
2日後に氏原道昭さんが同様の個体を撮影している。
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