バンダ―の責任/標識トウネン幼羽「CE1」181021千葉県

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Colour-flagged Red-necked Stint juvenile 181021 Japan.
海水浴場の水溜り、トウネン20羽のうち1羽が標識されていた。右跗蹠メタルリング、左跗蹠青フラッグ「CE1」、白フラッグ。
山階鳥類研究所保全研究室千田万里子氏によれば以下の通り(私信)。
青CE1/白トウネンは今秋に宮城県亘理町鳥の海で放鳥されているのですが、こちらは放鳥者から放鳥記録がまだ到着しておりません。

私にとって鳥は壁を楽々と越えてゆく自由の象徴である。標識をつけられた鳥を見るのは悲しい。ヒトの管理下に置かれた鳥はできれば見たくない。
けれど一方で、標識調査によって渡り鳥の渡りの経路や寿命がわかる。さらに、鳥とその生息地の保全に貢献する。そう信じるからこそ、私はフィールドで標識野鳥を見つけると、こまめに山階へ回収記録を報告してきた。
「CE1」に関しては、回収記録が(今のところ)活かされず大変残念だ。情報が役に立たなければ、邪魔な物を付けられたトウネンも浮かばれない。バンダーは鳥を捕らえ標識を付けることで満足していないか。それ自体が目的化していないか。バンダーは己が行為の最終的な目的を常に意識し、鳥に貢献することこそを第一にしてほしい。→続く

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Red-necked Stints molting juvenile 181021 Japan.

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この記事へのコメント

  • 通りすがり

    バンダーが放鳥記録を山階に報告するのは通常、半年か年に一回で、まとめて報告します。それより先に回収報告が来るのはよくある事で、別に報告が無駄になるわけではないし、残念がることもないと思います。
    2018年11月10日 11:42
  • seichoudoku

    通りすがりさんコメントありがとうございます
    山階より「放鳥記録がまだ到着しておりません」と返信が来たのは初めての経験でした。ややナイーヴすぎるかとは思いますが、そのショックを素直に書きました。「半年か年に一回で、まとめて報告」するのが「通常」だとしても、野鳥が大好きなウォッチャーなら、やはり残念と感じると思います。
    2018年11月10日 15:29
  • Hosoya

    鳥の海で調査をしている細谷と申します。
    今回は悲しい思いをさせてしまい大変申し訳ございません。
    他の方もおっしゃっていますが、標識記録の報告は基本的に年一回です。フラッグについては観察者に早くフィードバック出來るよう、山階とバンダー間でその都度連絡をしあっている状況です。今回は千田さんから私にメールを頂いていたのですが、他の要件のメールの中に書き込まれたことで私が見落として連絡が遅れてしまっていました。
    それにしてもCE1の発見ありがとうございます!とても嬉しいです。
    この鳥は10/7放鳥、足輪番号2AK-32511、トウネン U/J フラッグCE1で放鳥しています。
    例年トウネン幼鳥は8月中旬から捕獲されはじめ、10月下旬に終わります。これまで最も早かった記録が8/12で、遅かった記録が10/20です。今年はこのCE1以降捕獲されていないので、おそらく今年最後のトウネンであると思います。
    10/21には千葉県に居たのですね。今はもっと南にいるのでしょうか、感慨深いです。
    不快な思いをさせてしま申し訳ございませんでした。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
    2018年11月11日 17:44
  • seichoudoku

    細谷さんコメントありがとうございます
    私も心底うれしい
    救われました
    2018年11月11日 18:14
  • seichoudoku

    今日山階の担当の方より丁重なお詫びの連絡がありました。その内容と上記の細谷さんのコメントとで、なぜこのようなことになってしまったのかが理解できました。
    今回の「CE1」報告に対する山階からのメールは私を混乱させました。そしてその悲しみと怒りをこのエントリーにぶつけてしまいました。嫌な思いをされたり戸惑ったりされた方には、御免なさい。反省しています。
    2018年11月12日 21:17

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