遺伝子型/表現型は何と読むか

私はk高校の生物の授業で「いでんしけい」/「ひょうげんけい」と習った。担当のF先生は授業で使っていた教科書の著者の一人であった(ので、私は勝手にとても偉い先生と思った)。F先生の生物の授業は好きだった(ので、教えてくれることに疑いはなかった)。多型も「たけい」であって、決して「たがた」とはいわないし。

大学に入るとジェノタイプ/フェノタイプと英語になったので「いでんしけい」/「ひょうげんけい」を使う機会は減ったが、「いでんしけい」/「ひょうげんけい」で困ったこともなかったし、訂正されたこともなかった(と思う)。

ところが、である。

大学を出て数年したある日、TVで「いでんしけがた」/「ひょうげんがた」というのを耳にする。何、変なこと言ってんの、と思ったが、ちゃんとしていそうな人(どっかの先生?)だったので、念のために岩波の生物学辞典に当たった。読みを調べるのは年代物の初版だ。項目がカナ表記だから。新しいのは漢字の読みが書いてない。

さて、

何とそこには驚きの事実が。「イデンシ ガタ」/「ヒョーゲン ガタ」。我が目を疑うとはこのこと。何の疑いもなく10年以上の長きにわたりしゃべってきた言葉が誤りだったとは。こうなると他の語も疑ってみなければならない。まず確かめたのはラウンケルの生活形。これは「セイカツケイ」でセーフ。あと卵割腔が怪しい。「ランカツコー」とあり、アウト。私は高校で「らんかっこー」と習ったのでそういってきた。あーあ、って感じだった。生物学用語ではないが、「カムチャツカ」を「カムチャッカ」といってた。無知を振りまいていたと思うとやるせない。

なぜ、

20年以上も前のことを恥を忍んで今更書くかといえば、

ついさっき思いもかけず気付いてしまったから。

生物学辞典第5版、「遺伝子型」の項が、「遺伝子クローン」の後にあり、「遺伝子系図学」の前にあること、に。

これって、「ク」以後、かつ「ケ」以前てこと。いつの間に(第何版から変わったか確かめてない)。


読者の皆さんは「いでんしがた」それとも「いでんしけい」どっちで習ったかな。教えてください。記事の下の方に青字で「コメントを書く」があります。よろしく。

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この記事へのコメント

  • コルリオ

    先月高校を卒業し今年度から大学生になった者です。高校の生物では遺伝子型→イデンシガタで習いました。表現形もヒョウゲンガタ。一方、多型→タケイと習いました。先生に口から聞くまでタガタと読んでいたのであれ?と思った記憶があります。
    2020年04月16日 22:31
  • seichoudoku

    コルリオさん、コメントありがとうございます。大学生の読者がいてうれしく思います。私は「ケイ」でそろえ、コルリオさんは「ガタ」でそろえようとしたんですねw。一つの分野で、あるときは「ガタ」またあるときは「ケイ」というのも統一性がなくて面倒ですね。
    2020年04月16日 23:30