ウミバト夏羽・エトロフウミスズメ冬羽・コウミスズメ冬羽ほか830322北海道

鳥見歴で一度だけ、ライフリストに熱心になったのがこの1983年でした。それ以前は正直、リスト派を軽蔑していました。それ以降もライファーへの関心は冷めてしまいます(増えるに越したことはないのですが)。 ある程度いってしまうと後はお金と暇の問題になります。そして、当時の(今も?)ライフリストは自己申告制で信頼できる代物ではありませんでした。しかしなによりリスト派に違和を感じたのは、環境と生態の視点…

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「世界へふみいるとき」の「啓示」

最もこころ揺さぶられた鳥は何かと問われれば、躊躇うことなく白鷺と答えます。 小学低学年、埼玉の水田地帯の川で見たコサギ。感動といった手垢にまみれた陳腐な言葉では言い尽くせない体験です。 これは誰にも話さなかったのだけれど、最近同僚の愛鳥家が同じ体験をしていることを知りました。塚本洋三著『東京湾にガンがいた頃』にも、野鳥の世界へふみいるときの啓示がシラサギだったとあります。白い鷺には普遍的な魅…

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カワセミの思い出

同じコースを通って2羽が水辺と斜面林を頻繁に往き来しています。繁殖中と思われます。後を追えば巣があるはずですが、邪魔をしたくはないので探しはしません。 カワセミ♂070519手賀沼。 この角度から見るカワセミは実に美しい。 初めてカワセミを見たのがちょうどこの時期でした。 もう26年がたつのですが、昨日のことのように鮮明に覚えています。汗ばむ日差しの強い午時分、池沿いの道で、…

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田んぼは鳥のものではない、ましてバード・ウォッチャーのものではない

野良着の女性が田んぼの道をこちらに自転車をこいで来ます。 目の前で自転車を止めたかと思うと、それを倒して、シギチの群れる田んぼの畦をずんずん進み、派手な動作で、ぱんぱんと手と手を打ち合わせます。あわてて鳥が飛び立ちます。 シギチドリはイネを食べる害鳥ではありません。それに今は確かに人間が所有している土地も開拓以前の湿原は鳥たちの楽園だったんですよ、と説得したい気持ちを抑えて大人しく退散しまし…

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ひと山=バード・フィーダー仮説その2

先日、林の小道でカラ類十数羽の群れに取り囲まれてちょっとびっくりしました。行く手を阻まれるという表現がぴったり。手を伸ばせば触れる距離です。人は餌を運ぶ、と学習しているようです。それだけ餌をやる人が多くなったのです。少し歩けばこの看板があります。ここで鳥を見ていると、通りがけの人に、餌撒いてるんですよね、と聞かれます。こういうときは、できるだけムッとした表情を読み取られないように、そんな人がいる…

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