ムカデの思い出

トビズムカデ160609千葉県。 商店街は崖に接していて、崖と建物に挟まれた狭い空間にいつも薄暗い裏路があった。崖の上から見下ろすと不思議と大ムカデがいてゾッとしたものだ。(今の感覚で言えば)優に30cmはあった。 通っていた保育園には石垣があった。決死の思いで飛び降りたあの高い崖も、大人になって訪れるとあまりの低さに拍子抜けしたものだ。物心付いた頃遭遇したあの驚愕の巨大ムカデも、実はこのト…

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キノコキノコキノコ150606-千葉県

鳥を求めて林を往けば実に多様なキノコに出くわす。日本産のキノコ類は4000種とも5000種ともいわれる(山渓『日本のきのこ』)。図鑑に掲載される種はその一部である。日本産ほぼすべての種が見られる鳥図鑑とはずいぶんと状況が違う。したがって撮影画像と図鑑によるキノコの同定はすぐ限界にぶつかる。

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ニホンイタチ♂140719千葉県

Japanese weasel 140719 Japan. 地鴫探し中しばしば出くわす。動的で見ていて飽きない。♀は♂に比べ明らかに小さく見える。数値上は雌雄の大きさにオーバーラップはない。頭胴長:♂27-37cm、♀19-25cm。

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サケマス・イワナ  小川貴光の美術はくせい(追記130923/140207)

ヤマメ♂婚姻色43cm梓川水系。堰堤のある川で大型化した本流ヤマメか。 サクラマス(画像左右反転)46cm梓川。本流ヤマメといったほうがよいと思われる。 アマゴ40cm天竜川水系。擬似銀化した本流アマゴか。 ブラウントラウト♂46cm犀川。 イワナ梓川水系。最後は40cm。 追記130923: 以前は脂鰭がある、鰭に棘条がない等の特徴が共通であるアユ(アユ科)、ワ…

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左巻きはいかに進化するか?ヒダリマキマイマイ130512千葉県(追加130605)

Sought-after False Hadra 130512 Japan. カタツムリは右巻きが多数派だ。カタツムリは雌雄同体だが繁殖には交尾が必要である。交尾は巻き型が異なると支障をきたす。右巻きばかりの個体群に左巻きの変異個体が生じても交尾できる配偶者が見つからず子孫を残すことはできない。右巻き遺伝子が多数派の遺伝子プールでは左巻き遺伝子は常に有害である。自然選択説に従えば自然選択に不利…

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ハクビシン轢死体120527千葉県

Roadkilled Masked palm civet 120527 Japan. 哺乳類の轢死体は、10年前はほとんどタヌキで、ハクビシンは1/10もなかったと思う。しかし最近ではハクビシンの比が急に高くなっている。手賀沼周辺では同じくらいか。タヌキが減りハクビシンが増えているのだろう。

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イタチはジシギを襲うか(動画)

Japanese Weasels ♂♀110820 Japan. ニホンイタチ110820千葉県。大きさと発達した尾から、大きいほうが♂成獣と思われる。イタチの性的二型は顕著で体重では♀は♂の半分以下だ。小さいほうは♀だろうか。 Japanese Weasel 110820 Japan. 例によって畦を一条ずつ見て回る。いたのはジシギではなくキジ。その手前にイタチがいる。イタチを眺…

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亜種ホンドタヌキ110816茨城県

Raccoon Dog 110816 Japan.ジシギを探して幾すじも畦を覗いていくとたまに予想外のものに出くわす。今日(0819)も同じ個体と思われるタヌキを200m離れた場所で見た。やや小さく見えたので幼獣か。

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心のダンゴムシ

オカダンゴムシ110702千葉県。普段は石の下にいるが、雨の後高いところで脚を伸ばしてじっとしていた。 ダンゴムシは乾燥に弱い。 地から高いところは一般に湿度が低い。 とするとよじ登り行動は致命的である。 ところが雨が降るとすみかの石の下は水浸しになる。 腹部の下側にある呼吸器官である擬気管が水に浸ると窒息する。 なのでダンゴムシは高いところへよじ登り、まとわりつく水分を蒸発させる。…

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扁形動物の系統、オオミスジコウガイビル110702千葉県(改訂110708)

オオミスジコウガイビル110702千葉県。キビタキの囀る雨上がりの林に見つける。数十センチの大きな個体に寄り添うように小さいのがいた。 『動物たちの地球63』(朝日新聞社1992)によると、1968年夏に皇居で見つかり話題となる。1982年に新種として記載される。東南アジアからの移入種と考えられる。 コウガイビルはプラナリアなどとともに、扁形動物門、渦虫綱の三岐腸類(ウズムシ目)に分類さ…

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亜種ホンドタヌキ、ハクレンを食う(動画)110101千葉県

Japanese Raccoon Dog with Large-billed Crow 110101 Japan. ホンドタヌキ冬毛とハシブトガラス110101千葉県。夜行性のタヌキを日中目にする事はめったに無い。 中州に打ち上げられた大きなハクレンを食う。カラスは後から伺い、尻尾をつついたりしていた。画像3はそばにいた別個体で、すこし小さく見えたので子どもかもしれない。

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ライギョ100611千葉県

ライギョ100611千葉県。 トタン板が水面から二つ出ている。ゆらゆら動いている。風もないのに。暫らく経ってトタンではないことに思いいたる。魚の鰭、それも長さは優に50cm、高さも10cmはあろうかといった巨大なものである。2匹はゆったりと寄り添っており繁殖行動かと思われた。レンズを向けるとさっと隠れてしまった。

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亜種ホンドタヌキDOR 100504茨城県

Japanese Raccoon Dog 100504 Japan. 亜種ホンドタヌキ 100504茨城県。亜種エゾタヌキと比べて、身体が小さく、これは南の個体ほど小さいというベルクマンの規則に合っているが、一方で肢が短く、この面では南の個体ほど四肢を含め突出部が大きくなるというアレンの規則に反す。

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鳥の寄生虫

世界には1万種類以上の鳥がいる。鳥は生態系の構成要素である。 そして鳥の身体には外観からは知れない無数の寄生虫が住まう。彼らからすれば1羽の鳥は、その外側をうかがい知れないという意味で、自らの生を全うする生態系そのものだ。 ここを訪れれば、「生態系としての鳥」というバードウォッチャーでも馴染みのない視点というかあまり知りたくない一面に気付かされる。 ニワトリ回虫Ascaridia ga…

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亜種タイワンリス100308静岡県

Taiwan squirrel 100308 Japan. 亜種タイワンリス100308静岡県。十数年前には見なかった場所で見かけた。鳥のようで鳥でなく、犬のようで犬でなく、カエルのようでカエルでない奇妙な声の主はこれだったのか? アジアに広く分布するクリハラリスの台湾産亜種といわれる。

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シマヘビ幼蛇赤色型091009茨城県

Japanese Four-lined Snake 091009 Japan. シマヘビ幼蛇赤色型091009茨城県。シマヘビの成体の色彩の多型は有名だが、幼蛇にもあるようだ。シマヘビの幼蛇にフィールドで出会うことはめったにないので、はじめこの赤を見たときジムグリかと思った。しかし、頭部のパターンを見てぎょっとした。ジムグリとは似ても似つかぬものだった。すぐにはシマヘビと出てこなかった。 虹…

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ホソミオツネントンボ♀、ショウジョウトンボ♂ほか090815千葉県

ホソミオツネントンボ♀090815千葉県。 林の奥まったところにいた。オツネンかなと思ったが、とまり方が枝に水平ではなく、前後翅の縁紋が重なって見えるのでホソミオツネンとわかる。 灰褐色の地に銅色の斑紋がある。翅胸前面の斑は青銅色。羽化したばかりの今はオツネン同様地味だけれど、来年の春には鮮やかな水色になる。昨年生まれはすでに死んでいるのでこの時期に水色は見ることはできない。 コフキト…

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