ホイグリンカモメとは 第2回冬羽061210茨城県

ホイグリンカモメ(heuglini)の分類を振り返ってみましょう。 BWP Part Ⅲ (1983) では、taimrensis等と共にL.fuscus (ニシセグロカモメ)の亜種。 Grantの”Galls”第2版(1986)では、vegaeやtaimrensis等と共にL.argentatus(セグロカモメ)の亜種。 HBW Vol. 3 (1996)では、BWPと同様L.fuscu…

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Larus heuglini 'taimyrensis'(「タイミレンシス」)とは

ここで採り上げる脚の黄色っぽいセグロカモメは、このブログでは、以前にも書きましたが、Larus heuglini 'taimyrensis'(「タイミレンシス」)とします。ホイグリンカモメの亜種とされる場合もありますが、' 'はホイグリンカモメとセグロカモメ(L.vegae)との交雑個体であることを含意しています。http://seichoudoku.at.webry.info/200605/a…

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Larus mongolicus(モンゴルカモメ)とは060320銚子

 Larus mongolicus060320銚子。頭白く、背の白地にくっきりと錨型の斑があり、脚(脛)が長く見えます。新鮮な頃は目につく三列風切の縁の白や初列風切端の白は、擦り切れてあまり目立ちません。この特徴的な第1回冬羽は、今季しばしば観察されています。たとえば、次の氏原さんのサイト。2週間ちょっとでずいぶん羽が擦り切れているのがわかります。 http://www23.tok2.co…

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不明大型カモメ第1回冬羽060410銚子

 不明カモメ第1回冬羽060410銚子。セグロカモメ類の第1回冬羽ですが、かなり奇妙な特徴を持った個体です。羽衣が全体的に淡色で、特に頭と三列風切が白っぽく、背に比較的はっきりしたブーメラン形の斑が見られますが、これらはLarus mongolicusの特徴です。  一方で、額がスロープ状で嘴が長く独特な顔立ちは、L. cachinnansを髣髴させます。けれど、L. cachinnans…

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脚の黄色いセグロカモメ夏羽(060424波崎銚子)

 秋と春は銚子波崎に限らず、手賀沼や印旛沼でも脚の黄色いセグロカモメをよく見かけます。背の灰色はセグロカモメと同じか、やや濃い程度で、ホイグリンカモメ(L.h.heuglini)ほど濃くなく、翼も短めでぼてっとした感じがします。  こうしたカモメの系統はよく分かっていませんが、このブログではOlsenの"Gulls"にしたがい、Larus heuglini 'taimyrensis'としたいと…

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カモメ成鳥、背の濃い060424茨城県

Kamchatka Gull Gull Larus (canus)kamtschatschensis molting adult 060424 Japan.  このカモメは背が濃く見えたので撮影しました。この日、波崎は生憎の雨模様で、天気の悪い日は灰色が濃く見えがちです。この写真のように斜め前方からや、斜め後方から見たときは、真横から見たときとはかなり異なって見えることもあります。なので、こ…

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