1.4xテレコンバーターの効果、チュウジシギ冬羽190822茨城県

Swinhoe's Snipe nonreeding 180822 Japan. デジスコvs一眼(Ⅱ)で、1.4xテレコンバーターの一眼+ズームレンズへの効果は、短焦点側で少し解像しているが、長焦点側で解像感に差はなかった。これは室内での文字の撮影による結果であった。今日はフィールドで確かめた。チュウジシギまでの距離は約80mであり、手持ちで撮影した。ISOは固定にしなかったので、f値の大…

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デジスコvs一眼(Ⅱ)

デジスコと一眼の比較を行った。室内でペットボトルのラベルの印字と付箋紙に鉛筆で手書きした文字を大小望遠鏡とコンパクトデジカメによるデジスコとズームレンズ+(テレコンバーター+)一眼レフで撮影した。 中央の文字は1.3㎜、カメラから文字の距離は8.5m、ISOはすべて400で撮影した。同じ面積になるよう画像中央部分をトリミングした後、リサイズした。印刷された文字で差がわかりにくい場合、その下の鉛…

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デジスコvs一眼

画像1:デジスコ約4500mm、画像2:一眼1050㎜(焦点距離35㎜換算)。デジスコの倍率は60倍、一眼はテレコン使用で手持ち。 被写体までの距離は110m。画像2はほぼピクセル等倍でトリミング。色味や露出による明暗を別にすると、解像感は一見して差はない。しかし、細部を見るとデジスコの方が若干情報量が多い。たとえば、外側三列風切の内弁のパターンを比較すると、画像1の方が細部がしっかり写ってい…

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下村兼史写真展180926東京都

コダックのグラフレックスのファインダーを覗く。左右反転して見える。 ファインダーを覗きながら本体右下の調節ねじで焦点を合わす。意外とトルク必要。 そして左側のシャッターレバーを下す。するとガッシャンと鏡がハネ上がる。こうやって1枚1枚、下村兼史は鳥を撮った。下村は体が弱かったため写真を勧められたそうだが、5kもあるこんな重たい機材を使いまわすのは体力無いとできないな。 解説いた…

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ヤマシギ、自然な姿を撮れるか170115千葉県b

Eurasian Woodcocks 170108 Japan. ライトを向けると遠くでかすかに光った。ライトを消して抜き足で近付く。果たしてヤマシギだった(光ったのはもちろん瞳孔)、が、予想外だったのは、2羽いたこと、さらに2羽が嘴を背にしまって休んでいたこと。ライトの接近で警戒してしまうのが常なので、こんなのんびりとした姿はほとんど見ることができない。 夜間撮影で自然な生態を撮るのは不可…

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一眼の内蔵ストロボで夜間撮影: タシギ161210千葉県

Common Snipe nonbreeding 161210 Japan. 画像1: 一眼の内蔵ストロボ、ISO-25600で撮影。 画像2: 外部ストロボ、ISO-4000で撮影。 大光量とはいえない内蔵ストロボでもISOを上げることで、ノイズは増えるものの十分識別可能な画像が得られる。色味が異なるのは、フォーカスのための照明の露出に対する寄与の程度の差(ストロボの光量が小さいほど照明…

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コンデジのポップアップストロボで夜間撮影:タシギ冬羽161102千葉県

Common Snipe nonbreeding 161102 Japan. 夜間撮影→大光量→鳥に悪影響→すべきでない、といった図式が一部にあるようだが、コンデジの内蔵ストロボを大光量とはいわないだろう。 画像1: 望遠ズームコンデジの内蔵ストロボで撮影。ISO1600。ノイズは多いが識別は十分可能。 画像2: 同一個体、同一距離、一眼+外部ストロボで撮影。ISO4000。コンデジより高…

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アトリ♂♀160207千葉県

Bramblings nonbreeding ♂♀ 160207 Japan. 水場に約10羽の群れ。 デジスコだったらこのアトリ間に合わなかったと思う。一眼では点にしか写らない。 一眼を高倍率コンデジに換えて半年が経とうとしている。大きめのポケットがあればそこにカメラを突っ込み、あとは双眼鏡をぶら下げふらりとでかけられる。望遠鏡と三脚から開放され中学生の頃のような鳥見の悦びを思い出させて…

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デジスコの黄昏 ツツドリ幼羽~第1回冬羽150923千葉県

Oriental Cuckoo molting juvenile 150923 Japan. いみじくもたーぼ♪さんが『野鳥写真研究室』でP900についてデジスコの本命ライバル登場と記したが、高倍率コンデジがあればトケンやジシギを撮るのであればもはやデジスコは必要ないようだ(本エントリの画像はすべてP610で撮影)。 ただしムシクイ類や飛んでいるショウドウツバメなどはお手上げだけど。

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カラフトムシクイ110102-千葉県

朝、冬枯れの林でエナガ8、9羽の群れに出会う。1羽が小道の脇の藪に降りた。双眼鏡を向けると込み入った枝の間からモスグリーンの背と黄色っぽいウィングバーそして眉斑が眼に飛び込んできた、キマユ!?しかし。次の瞬間、鮮明な頭央線!を確認する。接近しすぎていたので数歩後ずさりする。逃げるな、祈るような気持ちで。だが、手持ちの機材では手に負えないのは明らかだった。いったん引き上げ再度アタック。 発見から…

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IXY30S撮り初め110101千葉県

White's Thrush 110101 Japan. トラツグミ110101千葉県。換算1600mm、ISO800、1/40s(-1.3)。手持ち、手ぶれ補正あり。ISO800は実用。もちろん被写体ぶれは止まらない。 Gray Bunting ♂nonbreeding 110101 Japan. クロジ冬羽110101千葉県。1500mm換算。ISO800、1/20s(-1.3)。…

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デジカメ比較 IXY30S vs P5100

ISO400での比較。上COOLPIX P5100 下 IXY30S。日没後、望遠鏡60倍、合成焦点距離約~4000mm(35mmフィルム換算)。シャッタースピード、上1/22(-0.7)、下1/8(-1)。手持ち撮影、手ぶれ補正あり。理由はわからないが、IXYのほうがシャッタースピードが遅くなっているため、やや露出オーバーになっている。以下でも同様の傾向が見られる。 ISO800での比較…

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ハグロトンボ♂♀080713千葉県

この手の撮影、デイライトシンクロで背景と被写体を調和させるのは以前なら、といっても30年近く前のことだが、重装備でかなり大変な思いをして撮ったものだ。今では内蔵ストロボでいとも容易く物になってしまう。その代わり喜びもなくなってしまった。 ハグロトンボ♂080713千葉県。 ハグロトンボ♀080713千葉県。

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ライカのアイピースを買う

ズームアイピースを修理に出した。ライカは少なくとも3ヶ月かかる。その間スコープが使えなくなるのは困る。かといっていまさら埃をかぶった初代ニコン・フィールドスコープを使う気にはならない。そこで30xアイピースを買うことにした。 しかし、製造中止なので在庫は限られている。レモン社、ヨドバシカメラに電話するも在庫なし。ビックカメラ藤沢店に一つ残っていることがわかり、取り寄せてもらった。結果的にポイン…

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三脚の脚の伸ばし方・亜種オオアカハラ♂080217千葉県

BIRDER誌08年2月号に、安定させるために三脚の脚は太いパイプから優先的に伸ばす、とあります(p31)。理論上はそうかもしれませんが、これは机上の空論です。構成・BIRDERとありますが実践家の文章ではないのでしょう。 実際には、3段式の脚を2段だけ使うときは、細い脚をまず出します。太い方を伸ばしてフィールドで使おうものなら、大変なことになります。 ぐちゃぐちゃの蓮田とか、砂浜の波打ち際…

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デジスコの非常識=極意・クサシギ第1回冬羽080211千葉県

1) デジカメはスコープにアダプターで物理的に接続しない。 2) 必然的にケーブルレリーズは使わない(というか使えない)。 3)  モニターフード、照準器は使わない。 4) 連写、オートフォーカスは使わない。 このブログのほとんどの画像は以上の、今では非常識なやり方で撮影したものです。知り合いのカメラマンは、あきれ顔でそしてすこし皮肉を込め、神業だな、といいます。しかし、これがベストなの…

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デジスコの起源・アイスランドカモメ第3回冬羽000227千葉県

デジスコは2000年ころ自然発生したらしい(『デジスコビギナーズブック』日本カメラ社のコラム「デジスコの発祥」による)。 同書の執筆者の一人、近勝之氏が天体望遠鏡によるデジスコを始めたのが2000年1月とあるので、氏が創始者の一人ということになります。 その頃、ブログ管理人は何をしていたのかと、当時のフィールドノートを開いてみると、ビデオ(Hi8)によるビデスコをやってました。90年代に氏原…

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手ぶれ補正の威力 薄暗い林でクロジを撮る

4300になくP5100にある機能の一つが手ぶれ補正です。正直この機能には期待はありませんでした。スローシャッターになれば鳥が動いてしまい被写体ブレで使い物にならないと予想されたからです。 しかし、4300にはなかったISO800以上の高感度との相乗効果はいい方に予想外で、かなり使えるかもしれません(ただし、望遠鏡にデジカメをアダプターで付けてしまう一般的なデジスコでは手ブレ補正は多分使えませ…

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デジカメ比較(2) P5100 vs. 4300

170mの距離を隔てた堤防上のカモメ類で、最新のCOOLPIX P5100と5年前の定番4300を比較しました。ディジタル技術の革新は日進月歩、写りにどれだけ反映されているのかとても楽しみです。望遠鏡の倍率はすべて60xです。リサイズ、トリミング以外のレタッチは施していません。 結論からいってしまうと、画像を見る限り飛躍はないということです。ぱっと見では、4300の方が鮮明に見えることもありま…

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キクイタダキほか071211千葉県

斜面林に朝陽が射し込む頃、スギの木にシジュウカラ、メジロ、コゲラの混群がやってきました。双眼鏡を覗けば2羽ちっこいのが交じっています。 キクイタダキ071211千葉県。 すばしっこくてなかなかシャッターを切れません。この日たった一回切ったのがこのワン・ショットでした(もちろん連射なんてありません)。 ルリビタキ(第1回冬羽?)071202千葉県。 地鳴きしているとこです。撮影には…

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最初の一枚760529東京

このへたくそなスズメの写真は記念すべき最初の野鳥写真です。 カメラはニコマート。望遠レンズはありません。望遠鏡の直焦点です。この方法には致命的な欠点が二つありました。とにかく重い。家から出すだけでもうくたびれてしまう。その上、逆さまに見える。動きを追うのは不可能に思えました。 ということでこの方法で鳥を撮るのはすぐ挫折します。時は過ぎ、まさか望遠鏡(ボーグ)で鳥を撮るのが普通の時代が来るとは…

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デジカメ比較

A社古典的名機、B社現行主流機、C社中級機を比較しました。 まず100mちょっとのところにいたカワウを見てみましょう。感度はすべて400。その他の条件も出来るだけ合わせました。カワウは比較の途中で動いてしまいましたが、距離はほほ同じ。左からA,B,C社です。すべてリサイズ以外のレタッチは施していません。 カワウ071004手賀沼。 A:全体にマゼンダ味を帯びてしまっています。画素数が一…

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ヤマセミ810819-東京

写真は瞬時に血騒ぎ肉躍る至福の時へ連れ戻す。 山翡翠を初めて撮ったのが78年。翌年、嶋田 忠『カワセミ―清流に翔ぶ』 にインスパイアーされます。何とかまともな写真がものになるまで、さらに2年を要しました。 限られた機材で対象にアプローチするのはまさに冒険でした。 ヤマセミ820713東京。 ヤマセミ交尾820315東京。 交尾の前、♂がホバリングしながら♀の腹部を嘴でつ…

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「山家五位と農家の人070524印旛沼」について

「山家五位と農家の人070524印旛沼」について 貴重なこの鳥に出来るだけインパクトを与えない為に気を付けている事。 1)先客のウォッチャーorカメラマンが土手またはあぜに一人でもいるときは、あぜには入らない。 2)連続して長時間居座らない(どんなに長くとも2時間)。 3)1週間に2回以上訪れない(2週間に1度)。

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田んぼは鳥のものではない、ましてバード・ウォッチャーのものではない

野良着の女性が田んぼの道をこちらに自転車をこいで来ます。 目の前で自転車を止めたかと思うと、それを倒して、シギチの群れる田んぼの畦をずんずん進み、派手な動作で、ぱんぱんと手と手を打ち合わせます。あわてて鳥が飛び立ちます。 シギチドリはイネを食べる害鳥ではありません。それに今は確かに人間が所有している土地も開拓以前の湿原は鳥たちの楽園だったんですよ、と説得したい気持ちを抑えて大人しく退散しまし…

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これは写真ではない

一見ここにアップされた画像は、カワセミ♀の写真に見えるかもしれません。でも。 まことを写し撮ることを写真と定義するなら、これは明らかに写真ではありません。 カワセミ成鳥♀070312手賀沼。 このカワセミは、多分餌付けされています。止まり木も、おそらく誰かが意図的に立てたものでしょう。でも写真ではない、というのはそういった作為をいってる訳ではありません。それでは、あの感動的(だった…

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