シギ類の第1回夏羽を探す

BIRDER 2018年5月号に澤本将太さんが「シギ類の羽衣による年齢識別~第1回夏羽を探す~」を寄稿した。要点をメモしておく。 第1回夏羽(1S)のシギを(初夏に)探すコツは摩耗褪色した幼羽を見つけることである。 識別ポイント①雨覆と肩羽のコントラスト: 換羽済みの新鮮な肩羽(第1回夏羽)と摩耗褪色した雨覆(幼羽)のコントラストが明瞭なのが1Sである。成鳥冬羽は幼羽より新しいのみならず羽枝…

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シギ類の年齢識別に「暦年(カレンダー・イヤー)」は適切ではない!?

私がcalender-yearという聞き慣れない用語に最初に出くわしたのは、絵が素晴らしく今でも最高の図鑑の一つであるLars Jonsson(1992/1996)のBIRDS of EUROPEをぱらぱら繰っていた時だった。calender-year用語(ターミノロジー)に1ページが割かれている。以下まとめてみる。 1st cal-year: 羽衣に関わらず、孵化してからその年の12月3…

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ツルシギ第1回冬羽、幼虫を食う180101千葉県

Spotted Redshank first winter 180101 Japan. 何かの幼虫を捉えたが嘴に絡まれ飲み込めず。水中で嘴端に戻し咥え直してから飲み下す。 雨覆、三列風切等は幼羽と思われる。 新年あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします

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ツルシギ幼羽、ドジョウを食う171009茨城県

Spotted Redshank juvenile 171009A Japan. 頭部や背の一部は第1回冬羽に換羽しているようだが、肩羽、雨覆、体下面等はまだ幼羽のまま。白い内側三列風切?が目立つ。 Spotted Redshank molting juvenile 171009B Japan. 個体Aより少し換羽が進んでいる。肩羽の一部が第1回冬羽。

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千葉のシギは茨城のシギ ツルシギ幼羽(動画)130924茨城県・千葉県

Spotted Redshank juvenile 130924 Japan. 利根川河口部を挟んだ両岸で同一カモメを観察することは時にあるが、利根川を挟んだ茨城県と千葉県でツルシギ同一個体を撮影した。最後の画像のみ千葉県。二カ所で、アオアシシギの群れに1羽でいたのでもしかすると同じ個体かもと確かめたら羽衣のパターンが完全に一致した。肩羽の一部は第1回冬羽に換羽している。130915個体とは…

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ツルシギ幼羽~第1回冬羽121013千葉県

Spotted Redshank molting juvenile 121013A Japan. 個体A。換羽があまり進んでいない個体。背、肩羽の一部に第1回冬羽が出ている。 Spotted Redshank molting juvenile 121013B Japan. 個体B。やや換羽が進んだ個体。 Spotted Redshanks molting juvenile 1…

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ツルシギ幼羽~第1回冬羽121008茨城県

Spotted Redshank juvenile/first winter with Marsh Sandpipers 121008 Japan. 下嘴基部は赤、背は白。コアオアシシギの群れの中で1羽、特徴的な声でよく鳴いていた。 体部、肩羽に灰色の第1回冬羽が出ている。 最近たまにいつまで鳥を見られるだろうと思うことがある。目がだめになったら、足腰が立たなくなったら・・・ この…

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ツルシギ幼羽~第1回冬羽111001茨城県

Spotted Redshank with Eastern Black-tailed Godwits 111001Japan. オグロシギ群れ中のツルシギ。頭部、頸、背、肩羽に第1回冬羽が見える。体下面の横斑は一部を除きかすれている。足のオレンジは比較的鮮やか。 オグロシギの群れが飛び立つとツルシギも飛び立つ。しかしツルシギ1羽が飛び立ってもオグロは飛び立たず。

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ツルシギ幼羽~第1回冬羽2個体(動画)101019茨城県

Spotted Redshank juvenile/first winter 101019 Japan. ツルシギ幼羽~第1回冬羽101019茨城県。個体A。個体Bに比べて、大きい、背と肩羽の換羽が進んでいる、三列風切からの初列の突出が小さい。画像6は手前が個体A。 Spotted Redshank juvenile/first winter 101019 Japan. ツルシギ幼羽~…

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ツルシギ第1回夏羽(動画)100504茨城県

Spotted Redshank first summer 100504 Japan. ツルシギ第1回夏羽100504茨城県。個体A。針状に磨耗した小雨覆に注目。第1回冬羽よりやや暗色で色合いも異なり、幼羽と思われる。外側尾羽もややくすんだ感じで幼羽の可能性がある。初列風切は換羽しているようだ(最初の冬は初列は換羽しないとされるので、磨耗の少ない幼羽の可能性が高い)。足は他の個体より赤味が少な…

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ツルシギ成鳥冬羽~夏羽100405茨城県

Spotted Redshank molting adult 100405 Japan. ツルシギ成鳥冬羽~夏羽100405茨城県。外側大雨覆、中雨覆が黒い夏羽に換羽している。初列風切に磨耗した旧羽はない。顔も僅かに黒い羽が出始めているようだ。 Spotted Redshanks molting adult 100405 Japan. ツルシギ成鳥冬羽~夏羽100405茨城県。3月21…

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ツルシギ成鳥冬羽100321茨城県

Spotted Redshank adult nonbreeding 100321 Japan. ツルシギ冬羽100321茨城県。個体A。2羽写っている画像では手前が個体A。初列風切は換羽が済んでいる。夏羽への体部の部分換羽はまだ始まっていない。 Spotted Redshank adult nonbreeding 100321 Japan. ツルシギ冬羽100321茨城県。個体B。2…

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ツルシギ、逆立ち採食091009茨城県

Spotted Redshank molting juvenile 091009 Japan. ツルシギ幼羽~第1回冬羽091009茨城県。マガモなどのカモ類が行う逆立ちによる水面下の採食行動をツルシギで観察した。 体部が垂直になっている、ばたつかせた足が交互に見えることより、両足とも地に付いていないと思われる。獲物はすべての場合でドジョウに見えた。目先まで泥だらけなので水底の泥中を探って捕…

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ツルシギ幼羽~第1回冬羽071108稲敷

シギチドリを見始めた80年代前半は、ツルシギはタカブ並み、あるいはそれ以上の普通種でしたが、当時も秋は少なく、今と同じくらいだったのではないでしょうか。 ツルシギ幼羽~第1回冬羽071108稲敷。 中央の個体が黒っぽく見えます。換羽が進んでおらず特に体下面に幼羽がかなり残っていているためです。

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ツルシギ幼羽~第1回冬羽071025稲敷

鳥に気を取られていて溝にはまってしまいました。一たび水で満たされたゴアテックスブーティは水槽に足を入れてるのも同じ。後はもう裸足で撮影。 でもこんな写真が撮れれば、そんなの関係ねえ。 ツルシギ幼羽~第1回冬羽2個体071025稲敷。上の右はコアオアシシギ第1回冬羽。 上背から肩羽の換羽状態がよくわかります。

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オオハシシギ(第1回)夏羽ほかシギ3種070505浮島

オオハシシギは20年前まではここいら辺では珍鳥、それが10年前くらいから見かけるようになり、今では少な目の普通種と言っていいかもしれません。 今この鳥を見つけると、アメリカオオハシシギではないかをまず確かめ、そうでないと、やっぱオオハシか、といった地位に成下がって(?)しまいました。 オオハシシギ(第1回)夏羽070505浮島。 ツルシギとの混群に4羽いました。雨覆の一部に退色と磨…

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