鴎舞時 / OhmyTime

アクセスカウンタ

zoom RSS メジロガモ♂、クビワキンクロ♀をつつく180228東京都

<<   作成日時 : 2018/04/08 15:51   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
画像
画像
画像
Ferruginous Duck ♂ with Ring-necked Duck ♀180228 Japan.
起伏のある丘陵の公園の溜池(7700u)でメジロガモとクビワキンクロが観察された。他にホシハジロ2羽、キクロハジロ10羽がみられた。メジロガモ、クビワキンクロは他のカモと離合集散していた。メジロガモとクビワキンクロが出会った時、メジロガモによるクビワキンクロへの攻撃が1時間に5回程度観察された。クビワキンクロは潜ったり飛んだりして逃げることに終始し、反撃することはなかった。一方、キンクロハジロの♀がいたにもかかわらず、メジロガモがつつき行動を示したのは、見ている限りクビワキンクロのみに対してであった。これは同種♀(配偶可能個体)にたいする♂の行動の可能性を示している。

ウジカモ図鑑には、メジロガモの関わる雑種として、メジロガモxホシハジロ、アカハジロxメジロガモ(写真のキャプションでは順番逆のメジロガモxアカハジロとなっている。近年観察例が増えている組み合わせ、と記されている)、キンクロハジロxメジロガモが図示されている。
HBW Aliveによれば、メジロガモは、スズガモ属、マガモ属、アカハシハジロ属の複数の種との交雑例があり、飼育下ではホオジロガモとの交雑の記録がある。こうしたメジロガモの交雑例を鑑みれば、クビワキンクロとの交雑が生理学的、行動学的に不可能ではないと思われえる。
メジロガモとクビワキンクロはともにスズガモ属ではあるが、前者は旧北区西部から中央部に、後者は新北区に分布し、越冬地での接点もないことから交雑は通常起こらない。しかし、今回のように越冬地で出会った異種が雑種を産むことは少ないながらも起こりうると思われる。その場合、繁殖地は雌雄どちらの故郷となるのだろうか。カップリングにはフィーメイルチョイスが重要だから雄は尻を敷かれて雌の後を追い北米に渡るのか。それとも、雄の方が繁殖地には保守的で執着する傾向があるからやはりユーラシアへ雌を従えるのか。
あれこれ考えさせてくれる2種の迷子であった。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
メジロガモ♂、クビワキンクロ♀をつつく180228東京都 鴎舞時 / OhmyTime/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる