060320波崎。嘴の黒い輪はこの画像ではやや狭くなっているように見えます。今月の”BIRDER”の氏原道昭さんの記事にありますが、冬から夏にかけて黒輪が狭くなる可能性があります。ただ逆光のため狭く見えていることもあるかもしれません。
060309波崎。背の灰の濃さはカモメの平均的な個体よりやや薄く見えます。先の氏原さんの記事では、この個体は典型的なクロワカモメより濃いほうではないかとあります。Olsenの”Gulls"では背の濃さはコダック・グレー・スケールで3-4(5)と記載されていますが、氏原さんのナイアガラでの観察によると、(3)4-6であり、この個体は5-6になるのではと推定されています。
後ろ姿を比べれば、カモメよりややぼてっとした感じに見えます。ちょうど、セグロカモメとオオセグロカモメの体形の関係に近いかもしれません。
060220波崎。この日は雨でしたが、こうした悪天候の下ではクロワカモメの背の濃さは、かなり至近距離から見ても、カモメとほとんど差はないように見えます。ウミネコと比べても、さほど薄くは見えません。三列風切の白もカモメと差はほとんどなく、画像にもあるようにカモメのほうが狭く見えることさえあります。P10のミラーは明らかにカモメより小さく、ここが見えればクロワカモメと分かります。虹彩は褐色に見えています。
060206波崎。カモメの群れの中にいても嘴の黒輪はやっぱり目立ちます。カモメでこのようなパターンは皆無です。
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