Lesser Cuckoo ♂100613Japan.
ホトトギス♂100613千葉県。風の騒ぐ朝、ホトトギスが無闇に啼く。林を進み杉を見上げる。声はすれど姿は見えず。腰掛けて待つ。何時までも啼き続けた。鳥影が動く。隣の梢に声が移動した。驚いたことにもとの木にまだ2羽いるようだ。移動した鳥が飛び立つ。腹の横斑と尖った翼が見えた。往った先からまた声がする。間違いない、♂のホトトギスだ。追うようにもとの木から声も立てずもう1羽が飛び出す。やはり下面の横斑がはっきり見えた。♀か。いるはずのもう1羽は動かない。こちらも♀か。ひとつの木に♂1羽♀2羽で何をしていた。
ホトトギスを見かけるのは林縁の枯れ木が多いけれど、交尾はもしかするとこうした林の奥まったところで行われるのかもしれない、と思った。撮影はしばらくして林縁に出たところで行った。
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