この大形カモメはとても興味深い。堤防上で座り嘴を入れて寝ていた。背の灰色は周囲のセグロカモメより明らかに薄くアメリカセグロを思わせた。とこが立って驚いた、足が黄色いではないか。初列風切を見ても換羽がかなり遅れている。眼瞼も黄色味はない。カメリカではまったくなく何かといったら薄いタイミルというのが近いか。上嘴に赤味がさすものタイミル的である。しかし灰が薄すぎる。個体差を逸脱している。雑種の可能性があるか。
画像1,2は千葉県それ以外は茨城県で撮影。同一個体を有我さんが撮影している→http://mituyubi.com/report13/130104/130104.html
Taimyr Gull nonbreeding 130105A Japan.
背は濃いが足にあまり黄色味がない個体。これ以降撮影は千葉県。
Taimyr Gull nonbreeding 130105B Japan.
背は左のセグロカモメより濃く足に少し黄色味がある個体。
Taimyr Gull nonbreeding 130105C Japan.
背は濃く足に黄色味がある個体。
この記事へのコメント