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zoom RSS タマシギ♀第1回夏羽180802千葉県

<<   作成日時 : 2018/08/04 22:43   >>

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Greater Painted-snipe first summer ♀ 180802 Japan.
照明周辺の鳥影に白線が浮かんだ。タマシギ♀の白い肩羽は夜一際目を引く。
以前から不思議に思っていたのだが、これだけ顕著な特徴である白線が図鑑にはほとんど取り上げられていない。例えば、山渓日本の野鳥、550図鑑、650図鑑には、白線の記述も白線が写っている雌の写真もない。もしかしたら、白線が写っていない写真を見て解説しているからかもしれない。Brazil図鑑やコリンズのBIRD GUIDEも、絵に描き込まれてもいないし記述にも触れられていない。氏原さんのハンドブックの絵には白線が入っているが記述はやはりない。さすが高野さんのフィールドガイドには、絵も記述もある。しかし、「肩羽外側に白い線がある。」と記されていて、必ずしも正しくない。HaymanらのSHOREBIRDS(1986)には正しく以下のように記されている。
肩羽の多くは緑灰色で、暗褐色と赤褐色の複雑なパターンが入る。肩羽中央部には、槍穂先(ランセット)形の純白の羽が数枚隠れている。

さて、この白い肩羽、何歳で現れるのか。おそらく、第1回夏羽だと思われる。画像の興味深い羽衣を見てみる。肩羽の白が右側に2本、左側に1本写っている。また、大雨覆と中雨覆の一部に緑が見える。これらの特徴から、この個体が♀であり、かつ幼鳥ではないことがわかる。一方、眼の周囲の勾玉が白ではなくバフ色であること、顔から胸にかけて赤味がないこと、雨覆と三列風切の一部に水玉模様が残ること、等から明らかに成羽の揃った成鳥ではないといえる。第2回冬羽でほぼ成羽が完成するとすれば、もうすぐそうなりそうなこの個体は第1回夏羽と考えるのが妥当だ。氏原さんのハンドブックに、胸に赤味が射し、水玉もほぼ無い「雌第1回冬羽」が描かれているのだが、このエントリーの第1回夏羽と思われる♀と比べてみると、ハンドブックの第1回冬羽は第2回冬羽(成鳥冬羽)とするのが妥当と思われる。

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Greater Painted-snipes ♀♂ 180802 Japan.
興味深いことにこの推定第1回夏の♀は、雄を従えており、繁殖中と思われる。たとえ成羽になっていなくても、卵巣が成熟していれば産卵は可能であろう。
雌だけが採餌していたが、夜間のライト照射というストレス状況でのこうした行動は♂へのアピールの可能性がある。採餌の振りではなく、実際何か食べていた(画像1を見ると何かがつままれている)。

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