セグロカモメ種群は輪状種ではない(追記130513)

概念としての種  さて、種というのがまこと不可解ななものだというのは、輪状種の存在によって明白になります。イギリスからスカンジナビア半島にかけてのヨーロッパ北西部に生息するセグロカモメLarus arugentatus は、大西洋を隔てた北アメリカに生息するセグロカモメと形態的に多少は違っているのですが、その違いが大きなものではなく、かつ変化が連続的であるので、明らかに同種(の別亜種)であり、…

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標識セグロカモメ成鳥冬羽「30/」「40/」-121201茨城県

Ringed Vega Gull '30/'121124Japan. 11月24日、茨城で観察したこの個体は9日後の12月3日、標識された行徳野鳥観察舎で初認された。 認定NPO法人行徳野鳥観察舎友の会の佐藤達夫氏によれば、 白30/は、2010年3月9日性不明・成鳥で捕獲、放鳥いたしました。 虹彩の色は淡色、初列風切の黒斑は左右6枚(P5-P10)、足はピンク、 上下嘴に不明瞭な黒斑…

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セグロカモメ幼羽121020千葉県

Vega Gull juvenile 121020A Japan. 個体A。眼の周囲と腹はベタッとした灰褐色。モンゴルなら腹はもう少し白っぽいか。肩羽の鱗模様はタイミルほど明瞭ではない。スマートさにかけるのはセグロの体形。 Vega (or Momgolian) Gull juvenile 121020B Japan. 個体B。個体Aよりパターンにコントラストがある。体下面が白っぽいの…

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セグロカモメ成鳥冬羽 初列風切のパターン(落鳥)120512茨城県(改訂120513)

Vega Gull nonbreeding 120512 Japan. P10の先の白は黒のサブターミナル・バンドがなくミラーを形成しておらず、また内弁側に淡色部が舌状に入り込んでいる。このようなパターンはカスピセグロカモメに見られる。しかし、黒があるのは外側6枚で、P5の黒斑はかすか。P9に大き目のミラーがある。画像1は右翼上面、画像2は右翼下面。 眠るように死んだか(画像4、5)。

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セグロカモメ「カオカケ」-120407千葉県

Vega Gull 'kaokake/ALF' 120407 Japan. 通称「カオカケ/アルフ」。今季も度々目撃された。異形は健康と関係なし?繁殖できているのか気になる。 Vega Gull 'kaokake/ALF' 120211 Japan. 'kaokake/ALF' 120104 Japan. 'kaokake/ALF' 111231 Japan.

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標識セグロカモメ成鳥夏羽~冬羽「14/」111029千葉県(追記111102)

Ringed Vega Gull molting adult '14/' 111029 Japan. 右跗蹠に金属リングが、左跗蹠に「14/」白リングが付けられている。頭部から頸部に斑が出始めているが、初列風切の換羽は進んでおらず、P7-P10は旧羽、P6はおそらく伸長中。 NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会 セグロカモメカラーリング調査担当の佐藤達夫氏によれば、 …

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標識セグロカモメ成鳥冬羽「22/」110403茨城県

Ringed Vega Gull nonbreeding '22/' 110403 Japan. 標識セグロカモメ成鳥冬羽「22/」110403茨城県。右跗蹠に金属リングが、左跗蹠に「22/」白リングが付けられている。後頸には斑が濃く、夏羽に換羽していない。 NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会 セグロカモメカラーリング調査担当の佐藤達夫氏より以下の連絡をいただいた(…

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「ハゴロモ」再び110306千葉県

Aberrant Vega Gull first winter 110306 Japan. 異常セグロカモメ第1回冬羽110306千葉県。昨年の「ハゴロモ」とそっくり。左側は確認できず。先天的or後天的?いずれにしても原因は共通かも。

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セグロカモメ成鳥夏羽101019千葉県

Vega Gull breeding 101019 Japan. セグロカモメ成鳥夏羽101019千葉県。渡ってきたばかり。頭部から後頸に斑はまったく出ていない。初列風切は、P6まで新羽で、P8-P10は旧羽。 Vega Gull breeding 101019 Japan. セグロカモメ成鳥夏羽101019千葉県。外側初列は旧羽、内側初列は脱落あるいは伸長中。

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セグロカモメ第1回夏羽~2回冬羽101029-千葉県

Vega Gull first summer/second winter 101029 Japan. セグロカモメ第1回夏羽~2回冬羽101029-千葉県。画像1。背に灰色はほとんど出ていない。雨覆、三列風切は白っぽい。P4-P6の先に白斑が見える。嘴は基部が淡色。画像2、3は同一。背の灰色が少し見えている。腋羽は白。嘴は基部がわずかに淡色。 Vega Gull second winte…

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セグロカモメ成鳥夏羽・「カオカケ」冬羽101029千葉県・茨城県

Vega Gull breeding 101029 Japan. セグロカモメ成鳥夏羽101029千葉県。10月下旬のセグロ。頭が真っ白。初列風切P7-P10は旧羽、P10のミラーは小さめ、P9のミラーは痕跡的。P5は新羽。外側次列大雨覆が脱落していて、次列風切基部の白が目立つ。脚の色は黄色味はないが、平均的なセグロに比べ換羽が遅いので、「タイミル」の血が入っているかもしれない。 Veg…

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「タイミルセグロカモメ」幼羽・第1回夏羽・セグロカモメ幼羽101106千葉県

Larus heuglini 'taimyrensis' juvenile 101106 Japan. 「タイミセグロカモメ」幼羽 101106千葉県。肩羽は淡色羽縁の狭く暗褐色のうろこ状。内側初列に淡色部はほぼない。大雨覆は次列同様に暗色。 Vega Gull juvenile 101106 Japan. セグロカモメ幼羽101106千葉県。上の個体に比べ淡色部がやや多い。内側初列、…

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標識セグロカモメ成鳥冬羽「271」101115千葉県(追記101127)

Ringed Vega Gull nonbreeding '271' 101115 Japan. 標識セグロカモメ成鳥冬羽「271」101115千葉県。右跗蹠に金属リングが、左跗蹠に「271」白リングが付けられている。初列の換羽は遅めで、P8-P10が旧羽、新羽は見えない。 追記101127: NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会 セグロカモメカラーリング調査担当…

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モンゴルセグロカモメ幼羽・セグロカモメ幼羽-101115千葉県

Presumed Mongolian Gull juvenile with Vega or Slaty-backed Gulls 101115 Japan. モンゴルセグロカモメ幼羽101115千葉県。羽衣のパターンは明暗のコントラストあり。翼は長く、黒の初列風切の先に白斑が明瞭。嘴は基部周辺に淡色あり。内側初列風切は淡色。脚は白っぽいピンク。尾の黒帯は狭いが、境界に虫食い状の斑があり、外側尾…

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標識セグロカモメ成鳥冬羽091120千葉県(追記091201・101127)

Ringed Vega Gull 091120 Japan. 標識セグロカモメ成鳥冬羽091120千葉県。行徳観察舎で標識された。NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会のセグロカモメカラーリング調査担当の佐藤達夫氏によれば以下の通り。 さて、観察してくださった「5」は、2007年12月19日に当観察舎前餌場にて捕獲し右ふしょに環境省のメタルリング(10A26323)、左足に白カラーリング「5」を付…

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セグロカモメ第1回090216千葉県

Vega Gull 1st winter 090216 Japan. セグロカモメ第1回冬羽090216千葉県。この時期のモンゴルはより白頭、三列の縁に白が見えるのが普通。 追記090323:Ujimichi氏の指摘により、このエントリーのタイトルを変更し、セグロカモメ第2回冬羽としていた画像をカナダカモメのエントリーに移した。 →カナダカモメ第2回冬羽・第3回冬羽・成鳥冬羽4羽090…

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カモメ類の油汚染080326千葉県

銚子漁港で08年12月24日、油に汚染されたと思われるカモメを2羽観察した。 Oiled Black-tailed Gull 081224 Japan. 油汚染ウミネコ081224千葉県。右腹と右足にかなり酷い汚染が見られる。 Oiled Vega Gull 1st winter 081224 Japan. 油汚染セグロカモメ081224千葉県。同様の状況で汚染されたのか、右下腹…

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